2018年石垣島トライアスロンは中止になりましたが、前日の競技説明会でレジェンドの庭田清美さんが説明してくれたことを意訳して共有いたします。これを聞いて、本当に共感しましたし、こういう啓蒙をしてくださることはありがたいです。
・スイムの出だしは、我先にと慌ててオーバーペースになりがち。落ち着いて、自分のいつものペースで。また、抜く時は恐怖感を与えないように。ちなみに、2017年の大会もゲストとして出たが、何度も足首、ふくらはぎ、肩をつかまれたりしてショックだった。バトルで勝つことに優越感を感じているのか、自分さえよければの精神なのかわからないが、こんな人はトライアスロンをやる資格はありません。
・今回がトライアスロンデビューの人もたくさんいます。経験者は、自分がデビューした時の気持ちを思い出して、初めての人の気持ちをリスペクトしましょう。経験者や速い人が偉いなどと言うことは決してありませんし、他の選手は敵ではありません。皆が笑顔で気持ちよく終われるように配慮しながら競技する、それがトライアスロンの精神です。
・トライアスロンはマネジメントのスポーツです。例え自分・環境のコンディションが良くない場合でも、良くないなりにその時の状況を把握して、楽しめるようにしましょう。また、事前の動線把握も重要です。事前にコースをよく見て、スイムでは特にブイの位置、トランジションの動線を、バイクでは乗車ライン/降車ラインを事前に確認しておいてください。