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フルマラソンサブ3とODトライアスロンラン(10km)40分の両立を目指すトレーニング方法、遠征旅費削減に役立つマイル獲得方法の研究。市川市の投票率の低さへの嘆きはhttps://www.nastac.net/ichikawa-sweepersにて。

富士登山競走 五合目コース 攻略法

(最終更新日: 2023/7/29)

 

レース概要

エントリー時期: 3月3週目月曜21時付近 (特に五合目コースはエントリー開始15分程度で枠埋まるので注意!)

開催日: 7月4週目金曜

公式サイトhttps://fujimountainrace.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/

 

市民ランナーグランドスラム※の一角を担う、富士登山競走。

 ※市民ランナーグランドスラム: 以下①②③を達成すること(順序は問わない)

  ①フルマラソン3時間以内完走

  ②100kmウルトラマラソン10時間以内完走

  ③富士登山競走山頂コース制限時間(4時間半以内)完走

更に、同一年で達成することを「年間グランドスラム」と呼ぶようです!なお、③の山頂コースは、五合目を2時間20分以内のタイムで通過/フィニッシュすると次の年から3年出走資格が与えられる。即ち、③の達成は最短でも2年越しという訳です!奥深い!そして、誰が③を指定した??大変じゃないか!!

最初の500m以外はひたすら登り続ける、一時(いっとき)も下りなしの「登り一辺倒」という意味で、ロードレースやトレランとは全くの別競技。馬返し(11km地点)までの舗装区間のスピード登坂力と、登山道入った後も4km余りゴリゴリ登り続ける筋持久力が必要。(山頂コース未経験のため、山頂コースについてはノーコメント)

 

次回大会参加者へのアドバイス

以下参考にいただき、例え初参加でも安全で満足度の高いランナーが増えることを願う。

(1)心構え

自然相手の特殊どMレース。安全第一、自然に感謝、譲り合い(参加者は敵ではなく同志)、1年棒に振る(クリック合戦敗退/荒天で山頂コースが五号目打ち切りもしくは大会自体中止/その影響で渋滞に巻き込まれ力発揮できず等)ことを受け入れる「心の寛容さ」が何より必要。

(2)日頃の練習

ズバリ、暑熱耐性+傾斜登坂力+山岳登坂力+登り続ける持久力(+山頂コースの場合は高山耐性)が必要。よほどの登りのポテンシャルがある人でない限り、いつものジョグ、いつものロード練習だけでは不十分。いつもの練習でベースを作った上で、2ヶ月前くらいから2種類の登りの練習「8%以上の傾斜をつけたトレッドミル」と「繰り返しの階段登り(自分の場合、800段を3セット)」を計画的&継続的に行う必要ある。年に一度の唯一無二のレース。後悔しないためにも、時間と金使ってでも十分な装備&補給を持って現地試走した方が良い。熊出没注意の立て札あるので鈴も。

(3)ペース/走り方

・特に五合目コースの時間、最初の3kmの市街地走行は暑いので、暑さ対策が必要。

馬返しまでの目標時間: 山頂完走:60-65分、山頂権利獲得:65-70分。ただし、全力突っ込みではなく8割程度の力で馬返しは通過したい。「馬返しまでは走れ」の格言は正。登山道では、攻めの歩きと「走れる場所になったら走るんだ」という覚悟が必要。

・登山道での足の置き方(躓いたり滑ったりはなかったが、何人か転倒したり、流血している人も)に注意。深めの段差を登る場合は、膝に手を置いてリズムよく登ると体力消耗を防げる。

補給は全エイドできちんと摂る前提で、その上でスポーツようかん、ラムネ(ブドウ糖)も持参すると良い。(山頂コースでは、5合目越えるとエイドは水だけ) また、熱中症対策に首や頭に水をかけてもらうことも有効。

 

(4)携行物/五合目受取荷物

キャップ、サングラス、ネックウォーマー、ホイッスル、サイクルシャツ(背中ポケットに防寒着上下)、肌着(FINETRACK)、ランパン、ゼッケンベルト、スマートフォン、5本指靴下、シューズ。

・潰せるシリコンのマイコップ/ボトルがあると便利。エイドで水を酌んで、口を閉じて自分の好きな時に飲む、かけるということができる。ドリンクボトルやチューブだと重さが気になったり、走りにくくなる。

・とにかく登り続けるので、軽めのシューズ、軽装が有利。ただし、相当汚れたり、山頂コースの場合はボロボロになる点は想定しておく。

・足攣り対策のため塩タブレット系(スタート地点やエイドでももらえる)携行推奨。

・五合目フィニッシュ後は、10分程度歩いて緑の袋を受け取ることになる。そして、指定の休憩所で着替えることが可能なので、着替え、タオルとサンダル、靴入れ袋があると良い。走り終えた後の五合目は意外と寒い場合もあるので、防寒具も入れておくと良い。

・山頂コースは途中棄権リスク対策のため、ポケッタブルな防寒着上下、登坂のため軍手、下山時ホコリ対策のためマスクの携行を推奨。

 

(2021/5/30加筆)

富士登山競走攻略法オンライントークショー

https://www.youtube.com/watch?v=z3-7Hm-n-uA

からの、松本大氏と吉住友里選手のアドバイスを下記します。ためになるお話ありがとうございました。

・(中継現場である) ホステル1889の紹介

 

コース概略

・ロード、山道、岩場(山頂コース)とシーンが変わるレース。全て通しで練習するのは難しいので、分けて練習すると良い。(吉住選手)

・五合目コースと山頂コースは全く別のレース。五合目コースの場合は前半11kmがロード。後半4kmの登山道で巻き返すのは難しいので、ロード練習をしっかりやって、最初からぶっ飛ばしていく必要あり。市役所から馬返しは、最初は斜度緩いが、中の茶屋以降キツくなっていく。馬返し〜五合目までが昔の人達が登った神聖な空気が流れてて一番好き。(吉住選手)

・山頂コースの場合は、タイム的には五合目で(山頂コースのフィニッシュ)半分くらい行くイメージ(吉住選手)

・上に行けば行く程低酸素となり頭が働かなくなるので、五合目までは半分眠りながら走るくらいがちょうどいい。五合目からスイッチオン。七合目まではジグザグとした緩やかな砂礫。10mくらい前を見ながら、一歩一歩足を置くところの見極めが重要。地面をよく見て、砂ではなく石ころの上や、他の人が踏んだ足あとに足を乗せると沈まずに済む。蹴らずに置いていく感じ。ロードと違って、同じ歩幅である必要はなく、小刻みな1歩も重要。七合目以降はよじ登る岩場。3000mくらいから酸欠で頭くらくらしてくる。ただ、走る必要はなくなる(よじ登っていく)ので、楽に行けば良い。しっかり息を吐くこと。呼吸に合わせてリズムを作っていく。(松本氏)

・蹴ると砂礫に埋まってしまうので、早歩きのようにして、沈まないうちに次の足を出す。岩場終わったら、酸欠状態で身体は重いしかなりきついが、気持ちで登る。(吉住選手)

・脚ではなく、身体全体を使う登り方。気をつけの姿勢から身体ごと前に倒れると、自然と足が前に出る。倒れる力を使って登る。(松本氏)

 

有効なトレーニング、ケア

・登山道を早く歩く練習としては、様々な有酸素系をやるとよい。自転車(置く 足の動き方が近い)、クロスカントリースキー(パワーハイクに似ている)がおすすめ。(松本氏)

・登りに有効な筋トレは、体幹(コア)プランク等 腸腰筋 引き上げる筋肉 トレッドミルで傾斜をつけて走るペースで敢えて早歩きをする。また、低酸素ジムに行ってトレーニングしてた。(吉住選手)

・自分は富士山が好き過ぎて大阪から富士吉田に移住した。ほぼコース上に家があるので、気が向いたら行ける環境にある。試走するなら1週間前くらいまでに。ワーケーションで訪れるのも。そして、ケアは筋膜リリースなどのセルフケア、入浴。入浴は毎日。温泉で交代浴。温泉大好き。(吉住選手)

・大会1週間を切ったら休養も練習。ジョグで繋いだり、3-4日前に階段ダッシュとかで刺激入れる。前日はリラックス。この大会は心のエネルギーも重要。(松本氏)

 

高山病対策

・かかりやすい/かかりにくいはその人の体質にも依るが、順応は誰でもできるので、下見で山小屋に宿泊するのも良い。山頂のお鉢2kmくらいを何周かしたことも。(松本氏)

 

補給

・練習で使って自分に合ったものを本番で摂ると良い。本番で初めて試すのはやめた方が良い。個人的には、アミノサウルスは美味しいし効くのでおすすめ。山小屋が続くので、ZIPLOCにお金持って行って、山小屋で買って補給もできる。(吉住選手)

・背負わない方が良い。大会本番は給水所しっかりあるので、食べ物もジェルとか重量小さいもの。吉田口の登山道は山小屋が続く。途中山小屋で買って補給もできるので、小銭持参を。(松本氏)

 

装備、服装

・1000mごとに6℃下がる。スタート地点(富士吉田市役所)770m、山頂3700mなので約3000m登ることになる。スタート地点の服装に合わせ、マラソン走るみたいな格好。上に行くにつれて寒くなり、20℃近く下がっていく。自分は身軽にしたいので、ジャケットを腰に巻いてウエストポーチを身につける程度で走る。シューズは、自分はロード用。グリップあるものもあるし、十分登れる。ヘルメットは、五号目で借りて被る(チェックポイントで被っていないことが判明すると失格に)。安全面からすると練習で登山する時は被った方が良いんだろうが、本番では最初のロード区間は邪魔になるので、五合目で借りて被ると良い。(吉住選手)

・シューズは、慣れてて走りやすいシューズを。トレラン用である必要はない。何を踏んでるかがわかるくらいのシューズ 厚底だと捻挫になりやすいかも。レース後寒くなるので、薄手のジャケットは持って行った方が良い。(松本氏)

 

参考

NHKBS1のランスマという番組で、ハブ(ハブサービス)氏が3度チャレンジしていた。以下の成績、見事に山頂完走!

馬返し 五合目 八合目 山頂
2018 1:09:20 2:11:50 3:54:31 4:27:48
2017 (不出走)
2016 1:07:13 2:05:05 (五合目打ち切り)
2015 1:12:26 2:16:23 - -

 

運営的な感想、改善を期待する点

◆五合目コースで、YouTuberみゃこ氏の選手宣誓と救護ランナーのエイエイオーは素晴らしかったが、暑い中色んなおじさんが出てくる挨拶セレモニーは長すぎてしんどかったので、改善して欲しい。

◆市長も挨拶で言及していたが、富士吉田市も避暑地のはずが朝9時で既に30度近い。安全のため、過去のように五合目コースは朝8時半スタートが良い。

参加費が大幅に値上げになった。山の環境保全には理解するが、逆に安全に関係ない要素のコストはできるだけ落として欲しい。(例えば立派な冊子。必要な情報は概ね公式サイトでPDFが公開されていたし、それで十分では?安全ピンも、基本は自分でゼッケン留め準備推奨など)

◆エイドはコップ式に戻ったので、セルフ式よりは渋滞改善方向になったかな。

◆ボランティアすると翌年優先エントリー権が得られる仕組みは良いと思う。

 

2023年(第76回) 五合目コース 結果

計測ポイント スプリット ラップ
     
馬返し 01:06:03  
Finish 02:06:12 1:00:09

 

装備
MIZUNO キャップ
TRUSCO 業務用保護メガネ
ADIDAS スパッツ
RAPHA フェイスマスク
シリコンコップ&ホイッスル(首からぶら下げる)
※シリコンコップは、エイド後にも水溜めた状態で歩き、適宜水を飲んだりかけたりして役に立った。
RUY THE SKY IS LIMIT Tシャツ
KAPELMUUR サイクルジャージ(左 カロリーメイト 中 救急キットとマイナンバーカード 右 塩タブレット予備)
※背中ポケットは何気に重宝。
FINETRACK 肌着
FLIPBELT スポーツようかんx2 カロリーメイトx1 iPhone (そのうちレース中に食べたのはタブレット4つ、スポーツようかんx1)
HOKAONEONE ROCKET X
※シューズは当初、履き古したオールラウンダーのMIZUNO WAVE SHADOWで走るつもりだったが、型落ちセール品のROCKETXが間に合って河川敷走ったり階段登ったりしたら足にフィットして軽かったので、汚れたりボロボロになること覚悟で使ってみたところ大成功。山岳区間での不安定さやグリップ面は余り気にならなかった。登りは足上げる機会が特に多いから、シューズは軽い方が良い。
C3FIT 5本指靴下
日焼け止めと虫除けを噴霧

 

朝〜レース前に採ったもの
・カルビー ベイクドオーツ コップ1杯分
・ローヤルゼリー入りのエネルギーゼリー
・アミノバイタルPRO(会場で配布)
・ポカリスエット、水

 

練習内容

過去2回が悔し過ぎたので、どんな練習をすればタイムクリアできるのかを考えて練習してきた。5月は自転車(18kmTT)中心で臀部を意識。6月からラン中心にし、まだ本格的に暑くなる前の時期から、昼の時間も積極的に走り、暑熱順化を進め、月間300kmで土台を作った。
6月最終週から週1で坂道即応練習(試走1回、傾斜トレッドミル3回)。7月はラン距離には拘らず(と言うか週末の練習の強度が強すぎて疲労が抜けずバイク中心にせざるを得なかった)、バイクのTTで臀部を意識。また、7月急遽本業での出張も入って3大イベントとなり精神的にもタフだったが、7/2に、同じ暑い中9時過ぎスタートと言う本番さながらの条件で斤量背負ってそこそこ走れたという手応えのおかげで、7月の練習を余裕もってできた。また、コースがわかっていると、精神的にも楽に走れる。


前日〜当日過ごし方
(夕食までは略) 22:20頃温泉大浴場へ入浴し22:55には就寝。前日睡眠不足だったので、すぐに眠れた。
当日朝5:55頃自然と目覚める。トイレを済ませベイクドオーツ食し、温泉大浴場へ一風呂。
7時にチェックアウト。7:10に出発し、7:40頃鐘山グラウンド第2駐車場に駐車。
靴下とシューズをしっかり履き、歩いてシャトルバス乗り場へ。
8:00にバス出発、8:10頃着。

 

レース展開
スタートは五合目コース最前列のFブロック。スペシャルナンバーカードの選手に続く2列目と絶好の位置どりだったので、スタート直後詰まることもなく、行ける無理ないペースで行ったらオープニングラップ(最初の1km)がたまたま4分半、序盤の3km過ぎての最初の給水地点を14分台で通過できたのは上々。去年は2kmでバテ、今回も暑かったが、ひなたの区間は最初だけと割り切って苦手意識持たずに行けた。

目標ペースとしては、登り坂に入る3km以降は1km毎に30秒程度遅くなるイメージで望んだ。結果、それに近い形となった。狙ってできるものではないが、だんだんと斜度が急になるので、概ね出力イーブンで行けたと言うことなのではないか、そしてそのイーブンのレベルが過去2回よりも上がってたということだと思う。

馬返し通過ラップは1:06:03。想定ペースは69分。過去2回は馬返し前の1-2kmの激坂で大ブレーキしていたので、正直どのくらいで通過できるのか最後まで読めなかったが、意外だった。

山岳区間ラップは1:00:09。試走でも馬返し以降の山岳区間はだんだん涼しくなって余裕度が増すことがわかっていたので、馬返しを上記タイムで通過できて気持ちに余裕があった。シューズの効果も大きく、軽やか。狭さがネックで抜けないところもあったが、そういうところでは後ろについて補給をとったり力を溜めておいて、抜けるところで積極的にランナーを抜く「攻めの歩き」ができた。これはまさに階段登りの成果。膝に手をついて反発で登る作戦は、水かけてもらった時にスパッツもびしょ濡れになって、滑って余りうまくいかなかった。

 

補給
過去2回はドリンクチューブ背負って臨んだが、今回は軽さを重視して背負わず、給水をしっかり摂る戦略に変えた。補給もそうだが、頭や首に水をかけることで体温を下げることは、止まるタイムロス以上にメリットが多いと感じた。どこのポケットに何を入れておくと出し易いか、滑り出ないか、食べ易いかと言うのも考えた。

 

山頂コースに向けて
失敗を重ね、どういった練習をする必要あるかが精度高くわかってきた。逆に、こういう練習をしないと通用しない、と言うこと。今回してきたことを繰り返してさらに頂上を目指すことを考えると大変だが、まずはモチベーション。そして、
・4時間以上動き続ける体力養成
・五合目〜山頂の対策(手袋は必須と聞く。あと、高山病対策)
・補給&携行品の戦略(五合目より上のオフィシャルエイドは水しかないようなのでエネルギー補給は絶対に必要)
といったところか。

 

2022年(第75回) 五合目コース 結果

ネットタイム2:31:22。(2:31:35, ロス13秒) 7月初にコロナに罹患し7月中旬まで棒に振り、完全に実力不足。開始2kmで暑くて早くもバテる。斜度の高い坂道も、明らかに3年前より遅いことを自覚。「馬返しまでは走れ」の格言を守れず。。馬返し通過1:17:57で、目標を完走(完歩)に切り替えた。無事に完走(完歩)できてよかったが、それ以外何もないレース。

 

計測ポイント スプリット ラップ
Start 00:00:13  
馬返し 01:18:10 1:17:57
Finish 02:31:35 1:13:25

 

グリーンダカラ1.5l背負ったが意外と飲まず(あまり腕を振れないデメリット)、斤量になっただけ。ボトル持つにしてもミニPETボトル持って序盤は水掛けて(2lPETは空でもかさばる)、給水は給水ポイントで確実に取っておけば大丈夫だろう。3合目以降は涼しくなり、階段登りの練習が効いた場面はあったが、コロナ罹ってなくても(7月5日にPCR陽性判定により、トレーニング約10日間完全中断)、6月までの練習メニューじゃ通用しない。暑さに弱過ぎる。日中も走らんと。。じわじわとした登り走らんと。。斜度付きトレッドミル??

 

3年前と変わったこと
・拠点間シャトルバスの移動が充実
・五合目スタート時刻 8:30→9:00に
・当日受付も可能に
・宿泊場所を変えた
・階段登り練習は効果感じた
・シューズはニューバランスのトレイル用MINIMUS MR10RX2

 

3年前と変わっていないこと
・暑さへの弱さ

 

2019年(第72回) 五合目コース 結果

0次予選(クリック合戦)

2019/3/18 21時エントリー開始の、第72回富士登山競走エントリー(通称: 0次予選)結果詳細です。次回以降参考にしてください。

・5分前からはやアクセス困難になり、30秒の自動更新カウンターによる自動更新待ち画面に。

・0からまた30に戻りカウントダウンがループするも、たまにページが繋がり、1画面ずつつ先に行く感じ。

 ・1画面ずつでも、進めばバグることはなく、情報入力、決済の画面と進み、何とか21:11にエントリー完了。 

・その後程なくして21:14、即ちエントリー開始から僅か14分で五合目コース締切!

・その後画面遷移が落ち着いてきたと思いきや、20分で山頂コースも締切!

RUNNETに予めしてスタンバっておくのは当然ですが、クレジットカードの番号入力とか認証にモタツいてたらアウトの、厳しい0次予選でした!こんなにシビアなクリック合戦は、2013年に経験した湘南国際マラソン以来です。

 

2:24:40(Eブロックスタート。ロスは手元時計で58秒程度)

計測ポイント スプリット ラップ
     
馬返し 01:14:01  
Finish 02:24:40 1:10:39

 

ラップ(手元時計)

0-1km 5:21/km
1-2km 5:12/km
2-3km 5:25/km
3-4km 6:05/km
4-5km 6:04/km
5-6km 6:29/km
6-7km 7:16/km
7-8km 7:40/km
8-9km 8:05/km
9-10km 8:57/km
10-11km 10:48/km
11-12km 15:02/km
12-13km 18:13/km
13-14km 17:48/km
14-15km 14:26/km
ave. 9:36/km

 

折角クリック合戦(五合目コースはエントリー開始15分で締切)を勝ち進んだのにもかかわらず、山頂コース出走権(2時間20分以内)を獲得できず情けない結果に。

Eブロックスタートからキロ5分台前半で余力残して入るも、暑さで徐々にバテてしまい、格言通り馬返しまでは走り通したものの7km以降大失速し、馬返しまで74分。馬返し以降は実力的に余力なくほぼ歩きとなってしまい挽回できず、一瞬ロードに出たところでちょうど140分でジ・エンド。結局五合目フィニッシュまで145分かかり、山頂コース出場資格(140分以内)を得られず。サブ3ランナーだが、登りと暑さへの準備不足を露呈。

大会アンバサダーのほのかさん(CamCan専属モデル)は五合目コースに出場。よくある完走目標のゲストランナーの類として「モデルが出るのかよ、と冷やかしか」と見くびってたが、見事に2時間17分台で完走。しっかり準備されていた模様。記録も残して、責務を全うされて立派だと思った。甘かったのは私だった(涙)

https://www.youtube.com/watch?v=ePvfmG_ILOc&t=1731s

このYouTubeの23:08付近で見事に抜かれている。。

 

レース自体はやはり特別なものだったので、また厳しいクリック合戦から出直し、運よく五合目コースに出場できるようなら再チャレンジしたい。

 

 富士吉田会館(受付場所)

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スタート地点(富士吉田市役所前) 

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ロード区間(早くもバテ)

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馬返し (11km地点)

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地図

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鳥居 

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一合目

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 二合目

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 三合目

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四合目

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一瞬のロード区間。

出たところで140分経過しジ・エンド。。

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五合目(フィニッシュ)

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五合目からの眺め

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吉田うどん(300円)

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凡走の原因

まぁ全体的に甘く見てたということ。三言で言って「練習不足・準備不足・実力不足」に尽きる。1月にサブ3達成し、5月にトライアスロン(51.5km)ランを4:15/kmで走って完走したが、ここまで通用しないとは。。

1) ベースの不足

5月の南紀白浜トライアスロン以降、息子のスイム育成と最近は雨続きということもあって全くモチベーション上がらず、基本のJOGすら全くできていなかった。転勤は不利だが、途中駅から5km走るのをコツコツ続けることはできたはずで、言い訳にならない。

練習内容は、週1スイムと、ランについては週1~1.5の坂道ダッシュのみ。長距離は3週前に15km走っただけ。坂ダッシュを1回2kmとカウントしても、6,7月の平均月間ラン距離は30km程度と思います。5月のトライアスロンで4:15/kmで走れたし、坂Dやってればサブ3.5レベルならなんとかなるでしょ、と見くびってました。

2) 暑い中走る練習の不足

曇っている時間は良かったが、日差しが出るとかなり暑く感じ、8km程度でばててキロ8分に後退。登山道に入ると涼しくなるが、それまでのロード区間を、日差しが出ていてもしっかり走り切れるだけの地力が必要。もともと暑さに弱いので、ここは課題。適応するしかない。

3) 登坂練習の不足

「馬返しまでは走れ」の格言は守ったが、7km以降ペースは落ちる一方だった。メイン練習が階段登りだった2017年に出られてれば、、と惜しまれる。

4) 前日・当日の過ごし方のまずさ

・前夜に過去レースの情報チェック等でスマフォ見過ぎ。(0時~6時で6時間睡眠は確保したが、レースに向かう気持ちとしては甘い)

・当日朝、宿から会場まで荷物背負って4.7km自走。(涼しいからウォームアップ的にもよいだろうと思ったが、実は体力消耗?)

・スタート位置に並んだのが8:15で、かなり後方からのスタート位置。(実際は8時から集合開始だった模様。人数が1200人程度と少ないので最後方でもロス1分半程度かとは思うが、ボーダーラインの人にとっては大きい)

・スマフォを持ちながらの登坂(登山道は歩きながらなので撮影自体はロス少ないが、手を膝に着けて登坂することができなかった)

動線

7/25(木) 16:00 自宅発 → 車(中央道で2時間少々) →18:10 東吉田小学校駐車場着 → 18:30 シャトルバス(2km)→ 18:45頃 受付会場 富士吉田会館 → 自走(3km) → 19:40 宿着 → 0:00 就寝

7/26(金) 5:50起床 → 大(重要) → グラノーラとカロリーメイトを2本食す → 7:00宿発 → 自走4.7km → 7:45頃 富士吉田市役所前 → 8:00 荷物預け → 8:30 五合目コーススタート → 11:00 フィニッシュ → 15分程度徒歩 → 5合目荷物(緑色袋)の受け取り → 着替え → 10分程度徒歩 → バスが500mの長蛇の列!1時間くらい待ったか。。 → 13:30 市民会館着。程なくうどん売り切れ。。→14:40頃の抽選まで粘るも収穫ゼロ。歩いて駐車場へ。15:30 駐車場発 → 八王子まで大渋滞に巻き込まれ → 18:50着

 

 

その他リンク